MSZ-006 Z GUNDAM


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ゼータガンダムです。本当は変形MSのキットはあまり好きではありません。
変形させると塗装がはげるしMS時のスタイルや安定性、可動などに問題が多いからです。
でも、ゼータのスマートさと精悍な顔つきは好きだし付属のメガランチャーは大迫力でぜひ作ってみたいとは思っていました。
このキットはさすがにMGだけ合ってスタイルのほうは結構いいようですが可動やMS時の安定性はあまりよくはないようです。
背中のウェーブライダーの翼は重さに耐えられずきっちり止まらず広がってしまうし、変形するために全体的にグニャグニャしていてポーズがきまりません。
また、挟み込んで接着しなくてはならないところや後ハメ出来ないところが多く塗装も面倒そうです。

<工作>
どうせ塗装してからは塗装が剥がれるのが怖くて変形させないので変形させずにMS形態を重視して作ることにしました。
ウェーブライダーの翼は背中に固定式のマウントを新造してしっかり止まるようにし、変形のために可動する各部を接着して固定しました。
足の裏もたためるように空洞が大きく開いているのでプラ板で塞ぎモールドを入れ空疎間を無くしています。
ひじのポリキャップがむき出しになるのでプラ板で囲んで塗装できるようにし、手首のカバーを少し削って手首をより曲がるようにし自然な射撃ポーズがとれるようにしました。
メガランチャーはかなり大きくディテールが寂しく見えたので筋彫りやプラ板貼り付けでディテールアップし、照準の部分をプラ棒に置き換えて大型化し中に蛍光ピンクを塗った透明ランナーをいれたり、動力パイプをメッシュホースに交換したりしています。

<塗装>
今回は基本色の赤白青に3段階のグラデーションをつけました。
それぞれダークグレイから基本色、白を混ぜた明るめの色を順にシャドウを残すようにエアブラシで吹きました。
膝の関節は完全に挟み込むタイプで接着後に塗り分けるしかなく、その他の部分もMGにはめずらしくかなりマスキングして塗り分ける部分が多いので塗装は結構苦労しました。額のアンテナの部分は好みでレッドからブルーに変更し全体的に航空機ぽい感じで(?)彩度をおさえて薄めのトーンで仕上げてみました。


ゼータの全高を余裕で超える巨大なメガランチャー。
迫力は満点ですが、重力下では重すぎて保持するのが大変です。
塗装はシルバー+ブラックにブラック系でシャドウ入れしました。



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