旧キット1/550ビグ・ザムです。 CG合成用に戦艦やMAを作ろうということで買ってみました。 おそらく20年程前ザクやガンダムなどのMSのプラモが欲しかったのになかなか手に入らず仕方無しに買った覚えがあります。 今やMG,HGUCに比べるとはるかに見劣りするMSのキットですがMAなどに関しては可動が少ない分、意外にバランスよく作られてると思います。 <工作> 完成図だけ見れば意外と今でも通用しそうなスタイルのビグ・ザムですが組み立てはそうはいきません。 長年の金型の使用によるのか、もともとの精度の問題か関節部品などほとんどスカスカなのでヒザは瞬着で軸を太くし、足首は立たせることも考えポリキャップを仕込みました。 股関節軸は熱して曲げ足が外側に向くようにしています。 上半身は接続ダボがなく極めてアナログ的に位置を決め接着するのですが当然隙間がすごいのでアルテコSSP-HGで埋めています。 一応、全パーツ継ぎ目消し、面出しと通常の表面処理をし巨大MAにしてはモールドが寂しいので上半身を中心に筋彫りを加えました。 かろうじて立つことは出来ますが頭(体?)がデカ過ぎ!かなり不安定なのでスタンドに立てました。 <塗装> 「ビグ・ザムの色ってどんな色?」 箱絵、説明書、手持ちの設定本何種類かのパターンがあるのですがそれぞれの好きなところを合わせてみました。 <上半身> ブラックからグリーン+ブラックのブラックの量を変えたものを2色グラデーション、フィンのような襟はブラックからダークグリーン系のグラデーションです。 <足> 上半身より濃い目のグリーンでオリーブグリーンにブラックやホワイトなどを混ぜ明度の違う色2色でグラデーション。 ひざはグレー系、爪はパープル+ホワイト。 <仕上げ> 窓?の部分はエナメル黒で筆塗り、本体はラッカー系なので失敗してもエナメル溶剤で拭き取れます。 墨入れもエナメルのブラックです。 |