HGメカニクス「ノイエ・ジール」です。 ファーストからのガンプラファンには懐かしい1/550スケールでMAなどをキット化してるシリーズですがさすがに旧キットとは比べ物にならない進歩を遂げています。 スタイル的には申し分なく、各部のディテールもスケールにあわせてHGUCなどの比べると精細なものが施されています。 また、付属のミニザクF2&GP03も非常に精密な造型です。
<塗装> モデルグラフィックス別冊「ガンダムセンチネル」に掲載されているMA「ゾディ・アック」の作例を参考に先端に行くほど色が退色したようなグラデーションを再現。 同様にフレーム部分も白にしてみました。 ●緑 RLM02グレー+フィールドグリーンFS34097+ホワイト+ブラック少量→左にホワイトを加えたもの→ホワイト+セールカラー少量 ●白 ホワイト+ガルグレー少量 ●グレー RM02グレー+ブラック ●バーニア、スラスター類 スーパーブラック→Mr.カラースーパーメタリック/クロームシルバー→スモークグレー ●ベース スーパーブラック→ホワイトパール→スーパークリアU ●仕上げ エナメル塗料ハルレッド+ブラックで墨入れ、自作デカールをMr.マークセッターを使って貼りこみスーパークリアつや消し+スーパークリアUでトップコート。 <あとがき> 実際に手にとって見ると各パーツが意外と小さいのですが出来上がりとしてはなかなかのボリュームになり1/144のHGUCとはまた違った雰囲気を味わえるキットだと思います。 ミニザクF2&GP03は軟質素材なので細部のディテールの彫りこみや表面処理は難しいですが普通にパーティングラインを消して塗装するだけでかなり精密感のあるものが出来ます。今回は成型の都合上一体化してる部分や彫りが甘い部分をアートナイフで切り込んでペーパーがけして仕上げました。 0083シリーズの3体を立て続けにリリースしてから全く音沙汰の無いこのシリーズですが依然旧キットではMAの人気が高く、EXモデルなどに比べて買いやすい値段でキット化に恵まれないMAをコレクションサイズで手に入れられるということでぜひとも継続していって欲しいシリーズだと思います。 |