2008 WORKS

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電撃ホビーマガジン2008/4月号 -AEUヘリオン-
一部にHGフラッグのパーツを流用し、スクラッチでヘリオンを製作。
基本的にはエポパテを大まかに練った塊から各パーツを削り出し。本来ポリパテの方がこういった作業に適しているとは思いますが、切削しやすい反面エッジなどシャープな造型がしにくいのと、気泡埋めなど表面処理や環境的に細かい削り粉が気になるのであえてエポパテを使っています。
作業時間の節約とシンメトリーなどの精度の問題から左右対称に近い形のものは片方を製作後、複製してからそれぞれ加工して揃えました。

初めてデザイナーの福地氏の監修を受け、3回ほど修正を加えたのが上の途中画像。
偶然にもその時使ってるパテの違いで修正部分が判断できるかと…最終的にほぼ全パーツ手直しすることになり、かなりの時間と手間を浪費してしまいましたが、修正していくごとにどことなく違和感があった部分が馴染んでいくような感覚は新鮮でした。

特に簡単な構造とはいえ変形する機体なので主役機に比べて少ない資料で解釈するのは困難な部分もあり、その辺は大いに助かりました。

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電撃ホビーマガジン2008/6月号 -ヘリオンイニティウム-
4月号で製作したヘリオンをベースに初期型ヘリオンであるヘリオンイニティウムを製作。
ヘリオンの形状を残しつつ、エッジの効いたヘリオンに比べ、曲面主体で全体的にボリュームを増した形状が特徴。一見、ヘリオンと似た形状の部分もボリューム感やディテールなどが異なっており、ほぼ全身に手を加えています。
基本的にヘリオンのパーツをベースにエポパテを盛って削ってを繰り返し、武器類などはプラ材で製作。手は変形時など意外と目立つ部分なので、今回はヘリオンのパーツをベースに握り拳も作り直しました。

今回もデザイナーの福地氏の監修を頂き、細部バランスなどを修正。ヘリオン以上に資料が少ない機体だったので非常に貴重な指針となりました。

電撃ホビーマガジン2008/8月号 -アストレア タイプF-
キットレビューではありますが、ほぼ同内容のアストレアの作例は多数出ているので、少し手を加えて…と思ったものの、あまりの完成度の高さに逆に既出作例のいい所取りを決め込みましたw。
大きな部分では襟の角の大型化と首の延長及びボリュームアップぐらい。
肩・腰アーマー・シールド裏などの肉抜き穴埋めや、ひざ裏・くるぶし部分のスラスター穴の彫り込み、背中とGNランチャーのGNケーブルを余剰ゴムパーツに置き換え、各部GNケーブルの接続部のディテール追加など地味ながらより完成度を高める工作を行っています。
ダブルオー系の楽しみの一つであるGNドライブは内部を黒で塗り、その上にシルバーで自作したデカールを貼り、クリアグリーンで塗装した透明パーツを被せて劇中の模様が浮かび上がった状態を再現してみました。

電撃ホビーマガジン別冊 機動戦士ガンダムUC編 -ギラ・ズール(親衛隊仕様)-
本誌2008年8月号に掲載された桜井信之氏のギラズール(アンジェロ専用機)の複製パーツを使って、親衛隊仕様機を製作しました。
本体はほぼ共通ですが、武器、バックパックなどは仕様が異なるため新たに作り起こしました。
ライフルは一部ジャンクとプラ材からスクラッチ。腰の連装マガジンはプラ板で作ったものを複製して揃えています。
バックパックは設定が不明なのですが、とある方(?)からギラ・ドーガと同じ…というセミオフィシャルで許可が出たそうなので、WAVEのタンクパーツとプラ板などから作ったのですが、タンクパーツが製作時ほぼ全国的に欠品中で数が足りなくてレジンで複製して軽量化のため中をくり抜くという無駄に手間のかかったものになっていますw。
関節はジム改とザクVer.2.0のフレームを使用していますが、ほぼ全身レジンなので気泡埋めと表面処理に泣かされましたが、自分では多分作ることのない機体なので(相当大変w)、良い機会を頂いたと思います。

電撃ホビーマガジン2008/12月号 -ヘリオンメディウム-
2008年4月号のヘリオンと6月号のヘリオンメディウムのパーツを流用してその中期型となるヘリオンメディウムを製作。
一部に初期型であるイニティウムの意匠を残しつつ、基本的なシルエットはTV版の後期型ヘリオンとなっているので、流用パーツも後期型が大半を占めますが、先端部やエッジを丸めるなど各パーツに手が入っています。
武器類はイニティウムのものに加え、後期型とは銃身などの形状が異なるタイプのライフルやプラ材からスクラッチしたロケットランチャー、HGイナクトのものを加工したソニックブレイドとディフェンスロッドも製作しました。