MG ボールVer.Kaです。 わざわざKaの名を冠してMG化しただけあってプロポーション(?)からフレーム構造からディテールに至るまで非常に良く出来たキットだと思います。 ご丁寧に完成見本までカッコいいので、普通に作っても先は見えてると思いあえて汚してみました。 宇宙用ということでウォッシングは雨ダレではなく、ススやオイルの拭きとり跡というイメージで控えめに。 その上に戦闘や作業中に付いた細かな傷をちまちまと筆で書き込みました。 フレームに関してはバイクのエンジンなどメカ部とアルミフレームとの対比をイメージして色分けしてみました。 |
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<工作> いじった部分はバーニアだけ。 本体下部のスラスターはフレームに対して細長い感じがしたので手持ちのジャンクと交換。(おそらくMG ZZ) 背面バーニアも内部に市販バーニアパーツで2重構造っぽくディテールアップしてます。 その他、フレームを見せることは可動の少ないこのキットのポイントかと思ったので、塗装後でも外装が外せるようにクリアランスを調整しました。 腕部もポリキャップを使わないABS関節なので塗装の厚みを考えてクリアランスをとっておかないと完成直前に泣く事になりますw。 |
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<塗装> ●本体(薄):ファンデーションホワイト(フィニッシャーズ)+ガルグレー ●本体(濃):上+ブラック少量 ●キャノン・関節:ブラック+ホワイト+ブラウン少量 ●フレーム:メタルブラック&シルバー+メタルブラック ●ベース:ブラック→パールホワイト→クリアー ●仕上げ(本体部):エナメルハルレッド+ブラックでウォッシング→傷汚れを筆で書き込み→マーキング→トップコート ●仕上げ(キャノン、関節):下地にシルバー→本塗装→ハルレッドでウォッシング→トップコート→一部塗装を剥がし下地を露出 |
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<あとがき> まさかのボールMG化、しかもKaというニュースに発売直後に購入したもののなかなか作れずやっと作ることが出来ました。 非常に作りやすいキットで組み立ても塗装もストレスフリー。あまり神経質にならずに現代のガンプラのすごさを味わうのがこのキットの正しい楽しみ方かも。 初期のMGに比べ、最近のMGは整理統合というかコストダウンというか比較的プラ以外の素材が減ってきた気がしますが、このボールはワイヤーや金属棒、ゴムパーツなど取り入れてるのが意欲的ですね。(ゴムは塗装面で一考の余地アリかと思いますが…) 最近は必要以上に豪勢なスタンドがついてくるキットがありますが、狭い部屋にはこのぐらいのほうがいい気がするんですが… |