AGX-04 GERBERA-TETRA

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ジオンの皮を被ったガンダム試作4号機
通常1/144に比べ大柄な1/144ガーベラ・テトラにMG GP01の脚部フレームなどを流用し、幅増し&延長、パテによるボリュームアップでほぼ1/100サイズとし製作しました。
イメージソースとしてはカトキハジメ氏のCGイラスト集の画像を元にキャラクターモデル誌で立体化された作例に、GFFのガーベラ改のテイストを取り込んでいます。
<工作>
今回の製作説明は基本的にキットパーツの幅増し、延長、パテ盛りの繰り返しになってしまうので、細かい説明文は割愛して数少ない途中画像を使って説明させていただきます。
ノーマル状態。
設定上同サイズのキットに比べ、2〜3回り大きくおそらく1/120程度の大きさ。
旧キットの特徴でやや上半身が大きいので、これ利用し脚部中心の大型化を計画。
脚部にMG GP01のフレームを流用し、キットのスネパーツを仮組みしてみる。
これだけでも予想外によくバランスが取れているものの、1/100には少々ボリュームが足りず腕部などの貧弱さも強調されてしまうので上半身も程よくボリュームアップしていく。
脚部はフレームに合わせてキットパーツも延長。
股関節はGP01のフレームを利用し外装はプラ板でスクラッチ。
腹はレジンブロックから削りだし、胴体は幅増し&延長でボリュームを脚部に合わせる。
腕部もGP01の上腕、関節類を移植。
大まかな延長・幅増しを施した後、パテを盛り全身のラインを整えます。
前腕部はキットパーツと全くサイズが異なるのでパテから整形した物をレジン複製して左右そろえています。
肩の羽根状のパーツは前半分をキット、後半分はプラ板をベースにパテを盛って成型し、本体との接続は他MGキットや市販パーツなどで自作したフレーム状の物を使用しています。
ライフルはかなり大きめなので基本的にはそのまま。旧キットなりの彫りやディテールの甘い部分をディテールアップしています。
ブースターはボディーの大型化に伴って幅増し&延長。
上部のバーニア開口部もパテで大型化。
プロペラントタンクはBクラブのHi-νガンダム改造パーツの物を流用。成型の甘いスラスター類は一度彫ってしまい、自作したスラスターパーツを複製して接着、接続はGP01の肩フレームを流用しました。

<塗装>
割りと良くあるパターンですが、GFFのガーベラ改のイメージを取り入れ部分的に白や黄色を配色。
赤・白ということで一時期のF1フェラーリのイメージでかなり鮮やかな色調に仕上げました。


赤:ブライトレッド(ガイア)+サンシャインイエロー(ガイア)+蛍光イエロー(クレオス)
白:EX-ホワイト(ガイア)+ダークイエロー(クレオス)少量
関節:RLM02グレー+ブラック
■バーニア:Mr.メタルカラー「アイアン」、Mr.カラースーパーメタリック「メッキシルバー」


<仕上げ>
エナメル塗料で墨入れ後、自作デカールなどを貼りフラットクリアー(ガイアノーツ)+スーパークリアつや消しでトップコート。
各部カメラ類はブラックで塗装した上からオーロラフィルムを貼り付け、ベースはWAVEの市販のものをホワイトパールのグロスで仕上げました。




この作品は2007年9月開催の百鬼夜行〜終焉〜に参加させて頂きました。