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MGズゴック量産型です。
ファンは長年待ちに待ったMG初の水陸両用MSです。
バンダイさんも技術の熟成を待っていたのか単なる出し惜しみだったのか分かりませんが、とにかく完成度が非常に高く普通に見て問題のありそうなところはほとんどないある意味モデラー泣かせのキットでもあると思います。


<工作>
●頭の支柱の段差を削り落し、正面の支柱から頭頂部にかけてパテを盛り削りしてエッジをつけて鋭い感じに。
●爪のシャープ化とビーム発射口を彫り込んで大型化。
●モノアイはHアイズと市販パーツでディテールアップ。
●胸のフィンを薄く削り、コックピットハッチは塗装後に開けるとき傷が付きそうなので無可動にし不評のレール部分を埋めています。
●適度に市販パーツを埋め込んでディテールアップ。


<塗装>
普通に塗ってもあまりに見慣れた量産カラーになってしまいそうだったので量産型を意識しつつ若干のカラー変更とドットマトリクス迷彩らしきものを付けて、ズゴックEぽく赤をアクセントにいれてみました。
今回はウェザリングはなくきれいな新型をイメージしてるので爪も清潔感あるホワイトにしました。
●青
キャラクターブルー+ホワイト+ブラック少量→左に+ホワイトでグラデーション。
細かく切ったマスキングテープでマスキング→さらにホワイトを加えたものでグラデーション。
●グレー
ブルーと同様の方法でグレー系3色でグラデーション&マスキング。
●ダークグレー
自作ダークグレー→自作グレーのグラデーション。
●仕上げ
エナメルブラックで墨入れ、自作デカールを貼って、つや消しでトップコート。
ディテールアップパーツはエナメルのチタンシルバーを筆塗りしてます。


<あとがき>
しかし、出来すぎなぐらい良い出来のキットでした。
改造してやろうという意欲をなくさせるほど完成されててそれだけに面白みも少ない気がしてしまうのは贅沢というものですかね。
HGUCとMGのガンダム、ザクのように明らかなデザイン性の差があってもいいように思うのは私だけでしょうか?
最近でもガンキャノンやジオング、ゴッグなどHGUCとMG両方発売されててもデザインの違いが感じられないキットが多いのが気になります。
HGUCはアニメのイメージを重視したシンプルなデザインなのに対して、MGは実際にMSの存在を感じさせるフレームやシリンダーなどの内部構造の再現に加えていわゆるMGリファインともいえるMGシリーズ共通のデザイン性があるはず、すでにHGUC化されてるキットでも単にそのフレーム付き1/100としてではなく”MG”としての発売を期待したいです。



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