HGUCドムトローペンをオリジナルMSということでジオン残党軍が回収した武装を現地改修で取り付けた機体を想定し、長距離砲と3連装ミサイルを装備し、バックパック分の機動力を脚部の追加スラスターで補う形にしました。
ノーマルバックパックとヒート・サーベルが余るのでバックパック付け替えで近距離戦使用も用意しました。
<工作>
- 頭部
モノアイ部を切り抜きグレーのパーツの中央の支柱にプラパイプを通し、Hアイズ等でモノアイを作り可動化、頭頂部カメラ開口。
- 胴体
首の接続部の前側を一段低くし、頭部を下向きに埋まった感じに。
胸のビームジェネレーター部は一度くりぬきHアイズとディテールアップパーツで製作。
スカート裏のバーニアはプラパイプ、市販バーニアパーツで作り直し。
- 腕部
肩アーマーの裏側をパテ埋め、プラ板でディテール追加。
手はHDMに交換。
- 脚部
股関節、足首関節回りを削りこみ可動範囲を拡大。
ふくらはぎにプラ板でスラスターを追加。現地改修らしくエポパテで溶接跡をつけました。
プロペラントタンクは10oのプラパイプとプラ板で自作。
ダストフィルターはくりぬいてメッシュを貼りました。
- 武装
ドール用の弾帯とケース類を利用しています。
長距離砲本体はプラ板、プラ棒、ミリタリーモデルのジャンクパーツで製作。
3連装ミサイルポッドはMGザクUのものを流用。
それぞれジャンクパーツにポリキャップを仕込み、MGZガンダムの着陸用脚を可動部に流用し可動します。
- その他
ミリタリーパーツの精密感と違和感ないように各部にスジ彫り、ディテールパーツ埋め込み、プラ板貼り込み、穴あけ、
熱した精密ドライバーを押し付けたマイナスモールド追加などちょっとクドめに行っています。
全身にバランスを見ながらモーターツールでダメージ追加。
<塗装>
- メインのベージュ
自作ブラウン→サンディブラウン+ホワイト等でグラデーション
- 胸、足首部
自作ダークグレー→自作グレーでグラデーション
- 肩、モノアイカバー
自作ダークグレー→オレンジ
それぞれ基本塗装後にエナメルのブラック+レッドブラウンでウォッシング。
今回は砂漠用なので水垢風な縦じまに拭き取るのではなくポンポン叩いて拭き取り焦げのような感じにしました。
一度つや消しトップコートを吹き下地を保護&塗装面にザラツキを与えた後、
エナメルのダークイエロー+ホワイトでドライブラシをしています。
- バズ、マシンガン、バーニア
シルバー+ブラックを全体塗装→本体同様ウォッシング→スモーク+ブラック微量をシャドウを付けつつ塗装
→部分的にクリアーオレンジで焼け色追加→本体同様ドライブラシ。
<あとがき>
追加武装だけでなく本体も手を入れたかったのですが、なかなかオリジナルってむずかしいです。
最近よく参考にするのが電撃HMの越智氏と今井氏、越智氏のいろいろな塗装表現は全部真似したくなるし、2代目ガンプラ王の今井氏の超精密ディテールと追加工作は思わず黙って見入るしかありません。
今回はこの2つを取り入れてみたのですが不完全ながら自分なりに満足な効果があったのでしばらくこのマイブームは続きそうです。 |