RX-121-1 GUNDAM TR-1 HAZEL ACCEL

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電撃ガンプラ王決定戦2005 グランドチャンピオン決定戦参加作品
電撃ガンプラ王2005の日本代表として香港、台湾代表とのグランドチャンピオン決定戦の為に課題で製作したヘイズル改です。
すでにA.O.Z(アドバンス・オブ・ゼータ)で様々なタイプのヘイズルが発表され、作例としてもほぼ補完する形で進行していたので、どのような方向で進めようか迷いましたが、A.O.Zの世界観は好きでしたしヘイズルはその中にあってこその存在だと思ったのでその世界観にそったオリジナル機を製作しました。
ヘイズルの特徴といえばやはり様々な使用条件に対応した機体バリエーションや追加武装なので、コンセプトとしては空間戦闘において単機で敵拠点、もしくは艦隊を壊滅できる機体をイメージ。
追加式のブースターユニットで長距離航行し、ロングレンジランチャーで敵防御網を破壊、ランチャー、ブースターを破棄後は高機動なMSとして対MS戦も可能な機体としました。

2ヶ月という製作期間の制限があったので追加武装はHGメカニクスデンドロビウムをベースに使用。
<頭部>
イラストのボリュームのある顔つきを再現するため、頬当てを0.5mmプラ板で幅まし。
アンテナシャープ化とアンテナ基部と耳のダクト内に極細プラ棒でディテールを追加。
アゴが引けるように首の長さを調節。
<腕部>
肩アーマーのスラスターをプラ板で大型化のものに作り直し、アーマー裏はモールドを入れたプラ板で塞ぎ、内部にポリキャップを仕込み、肩部と接続可能とし塗装後に装着できるようにしました。
ヒジ関節のディテールがシンプルすぎる感じがしたのでディテールを追加し、手首のポリキャプが露出するので一回り小さい穴を開けた0.3mmプラ板を上から貼って目立たなくしています。
手はHDM「ヘイズル改用」を使用、左のライフル持ち手はなかったので一部複製して改造。
<胸部>
肩の補助ユニットは排除し、代わりにプラ板などでスクラッチしたミサイルポッドを装着。
コックピットブロックごと差し替える形で着脱可能にし、外した後の接続用ラッチをイメージしたディテールを追加。

<腰部>
側面アーマーはスラスターバインダーをイメージしてプラ材でスクラッチ。
バックパックに長距離ブースターを取り付ける関係でサーベルがつけられなくなったので、背面アーマーにサーベルを装着。
そのままだと背面アーマーのスラスターでサーベルが焼けそうだったので塞いだ形にし、そのかわり臀部ブロックを新造しスラスターを追加。
<脚部>
個人的に初期のヘイズルのイラストのようなスリムさが好みなので太股で4mm、スネで2mm延長。
スネの強化パーツのスラスターは内部をくり抜いてディテールアップ。
アンクルアーマーは裏側をプラ板で塞ぎ、ディテール追加。
足首はメッキパイプと真鍮パーツでシリンダーを製作。
靴は前後で分割可動にし、足裏のバーニアは市販ディテールアップパーツに変えています。
<バックパック>
ヘイズル2号機のシュツルムブースターを2本、長距離航行用ブースターとの接続を兼ねたショートタイプを1本プラ板からスクラッチ。
ショートタイプはブースターポッドと一体化して上下に、シュツルムブースターはボールジョイントで上下左右に可動します。

<長距離航行用ブースター>
HGメカニクス「デンドロビウム」のパーツをベースにA・O・Zに見られるジェネレーター風モールドやスラスターなどをプラ材を中心にスクラッチ。。
中央の大型シュツルムブースターはプラ板で、両脇のブースターはプラパイプとパテでスクラッチしたものを複製して使用。
ブースター側面には腕部に装着するシールドマウントを利用し、シールドブースターとライフルを装着できるようになっています。

<シールド>
シールドブースター裏にはブースターポッドとの接続のために、中央が大きくくぼんでいますが、今回はその機能は使わないので、ブースター部分の大型化やレール部分の延長などで設定画のイメージに近づけています。

<対艦砲>
一部流用パーツとプラ材でスクラッチ。砲身内にはリューターでライフリング加工を施してみました。
ヘイズルの股間の多目的ラッチに接続、固定して使用します。

<その他>
A・O.Zのイラストを参考に各部に極細プラ棒で赤いライン状モールドを追加したほか、スジ彫りの追加と彫りなおしなどディテールアップ。
各部のカメラレンズ部分はオーロラデカールを貼って再現。

<塗装など>
基本塗装はラッカー系で、エナメル塗料で各部に合わせた色で墨入れしています。
ヘイズル改のテスト機っぽさと実際の戦闘機のイメージをミックスし、ブースターはグレー系の濃淡で塗りわけ、モノトーン基調で単調になり過ぎないように各部スラスターなどはアクセントに若干鮮やかな色あいを使いました。
マーキングは付属シールの厚みが気になるので肩の小隊マークを除き自作デカールに置き換えています。