MS-06RD-4 HIGH MOBILITY TEST TYPE

画像をクリックすると大きい画面が見られます。ブラウザの機能で戻ってください。

HGUCザクUとリックドムを使って、第08MS小隊に登場する宇宙用高機動試験用ザクを製作しました。
腹から上はザクU、下腹から腰はプラ材、パテなどのスクラッチ、脚部はリックドムを使用しています。
個人的に設定画よりガンプラ王2000の今井氏の作品の方が印象が強いので、そのイメージも込めつつ、HGUCであることを意識したバランスを心がけました。
それに伴ってノーマルではちょっとさびしい背面とどこに付けるのか良く分からないヒートホークを背面に収められるようにしています。

<工作>
●頭部
モノアイ部分を約半分ぐらいまで幅詰め、モノアイをHアイズとディテールアップパーツに交換。
●腕部
胴体内の肩関節の軸位置を上げ、肩内のポリキャップ位置を下げることでいかり肩気味にしています。
肩アーマー形状変更、前腕部をパテで設定に基づいて改修。
●胴体
ザクUの胴体を胸部下でカット。
腹部はレジンブロック(レジンを軽量カップで固めたもの)から削り出し、股関節はプラ材でスクラッチ、腰アーマーはプラ材でベースを作りパテを盛って成型(裏側はプラ板でモールド)。
背面アーマーの一部はザクUを流用しバズーカを背負えるようにしました。
●脚部
追加スラスターの膨らみをパテで追加し、各部設定に沿って改修。
追加スラスターはジム改のものを流用。
●バックパック
FGシャアザクのものを流用。
ダクト部分を切り抜いてプラ板でディテールを追加、バーニアはMGジム改のものを流用。

<塗装>
サフの後、全体にシルバーを塗装し基本塗装→マーキング(保護のため一部トップコート)→ウォッシング→トップコート→ナイフなどで塗装をはがしシルバーを露出させてダメージ表現を施しました。

<あとがき>
しかし、見れば見るほど、作れば作るほど妙なMSですw。
ジオニック社のザクとツィマット社のドムを組み合わせて宇宙空間用の機体(後のリックドム?)を開発って無理あるんじゃ…
シルビアと180SXでシルエイティってありますが(車ね)シルビアとスープラあたりをくっ付けちゃった感じかなw。
さらに似たような機体でグフ飛行試験型ってのもありましたね。
今回は久しぶりのジオンということでウェザリングを施しました。

宇宙での試験用ということであまり使い込んだサビサビな感じではなく、激しいテストと宇宙でのデブリ(廃棄物や残骸)との衝突での塗装はがれを再現しましたが写真では紫の部分はあまり目立っていないようで、グレイ系での汚れ書き込みなどの方法でも良かったかもしれません。
機体ナンバーについては普段はGFFを参考にしたり、文字的な安定感というかフィーリングで決めてるのですが、今回はちょっとお遊びも込めて「A17」としました。まぁ、パイロットを思い出せば分かりますよねw。



塗創館さんのコンペに参加させて頂いています。