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| HGUCジ・Ｏを過去の雑誌作例などを参考にＭＳ版重戦車をイメージして製作しました。 個人的な趣向でフロントアーマー、背面の羽根や角、ライフルを大型化し、他の部分はキットの弱点を補い良さを引き出す工作に勤めました。 ＜工作＞ ●頭部 フェイスの小型化＆アゴの延長。 フェイスを奥目に移動。 ●胸 首付け根をくり抜き一段下げてプラ板で新造して、周囲をディテールアップ。 背中の羽根と角をプラ板で大型化。 腕付け根のポリ隠し製作＆ディテールアップ。 バルカンをメタルパーツに交換。 ●腰 フロントアーマー外側をキットパーツを延長し、内側をプラ板でスクラッチし大型化。 股間部分もキットパーツをベースにプラ板で形状変更。 隠し腕はポリキャップをプラ板で囲み、パイプ・シャフト類はプラ材で作り直しました。 ●腕部 肩付け根部分を作り直し、ヒジ関節を幅まし。 前腕部のパイプ部分はプラ板でメカディテールに作り直しました。 ●脚部 スネアーマーはパテで厚みを増し、アーマー裏にはディテールを加え塗りわけ。 甲をくり抜きフレーム状ディテールを追加。 足裏のディテールアップ。 ●武器 ライフルはグリップを境に２分割し後半分を幅増し＆延長。 前半分をオリジナルアレンジを加えつつプラ材でスクラッチして大型化。 ●その他 全身の大量のスラスターは掘り込んでスジ彫りプラ板を埋め込み、ふちを薄く成型。 その他全身にスジ彫り、ディテールアップパーツ埋め込み、凹モールド、切り欠きなどディテールを追加。 各部動力パイプはマラサイ同様キットパーツの溝をアルテコ＆瞬着で埋めています。 ＜塗装＞ 砂漠の石像のような巨大感が欲しかったので色目は抑えてうっすら退色風グラデーション。 もともと単色のカラーリングだけに、それだけだとかなり淡白な色あいなのでパステルで染みを付けてみました。 ●本体色 サンディブラウン＋ダークイエロー＋ホワイト・ブラック少量 ＜あとがき＞ 基本的には良いキットでプロポーション的には大きな改造は必要ないと思いますが、首周り、肩関節などはメカとしては少々物足りなさを感じるのでこの辺の改修はお薦めです。 脚部を除きMGのようにフレームが存在するわけではないのですが、各部メカと装甲を意識して塗りわけるだけでも実感が全然違うかと。 それにしてもさすがこの巨体を俊敏に動かす全身スラスター。成型＆表面処理がえらい大変でした。 色はせっかく中に埋め込んだスジ彫りプラ板との塗りわけが目立つように白にしたのですが、本体が単色で淡い色に加え装甲裏など各部に単純に白を使いすぎたかとちょっと反省。 もう少しアクセントになる色を入れても良かったかと思いますが、スフィンクスのような色も結構良いかなと…この辺の好みは悩むところです。 |
塗創館さんのコンペに参加させて頂いています。
